体を冷やさないように

 

さすがに朝は寒いので、起きづらい季節になっています。

 

私は学生時代からシャワー派で、しかも朝にシャワーを浴びることが1日の起動のスイッチになっているので、この頃の季節はなかなかの試練です。

 

何も考えないようにして条件反射的に寝床から体を放り出さなければ、「あと5分」とか、スマホのアラームをセットしなおしたりとか、変なことをやってしまいそうになります。

 

寝ぼけた脳みそはだらしのないことを(言い訳をわざわざ用意して正当化したうえで)実行に移してしまうので、何も考えないようにした方が良いのです。

 

寒くなってくると、自律神経系のバランスが微妙に狂ってくるからでしょうか。

 

気温や湿度に身体が翻弄されているのを感じます。

 

免疫系にも影響が出るようで、ちょっとでも「この頃、寒くなってきた」と思うと、外来ではたちまち、咽頭痛や鼻水、咳の症状の方たちが多く受診してきます。

 

定期の予約の方たちが「今日は珍しく患者さんが多いですね」とびっくりするほどです。

 

冬になって寒くなり、空気が乾燥しているので、風邪の原因となるウイルスがより増殖しやすくなっているというウイルス側の問題と、自律神経系や免疫系に関わってくるヒト側の問題が、ちょうど重なっているのでしょう。

 

「風邪をひくから体を冷やさないように」という昔からの知恵は、当たっているのでしょうね。

 

 

 

 

 

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