外来では、この1週間に約2人ほどインフルエンザA型に罹患した方の受診がありました。
今まではインフルエンザ抗原迅速検査を行っても、なかなか陽性になる方はいなかったのですが、症状と検査結果が一致するような方が2人続きました。
沖縄県全体の定点あたり報告数は2018年第50週(12/10~12/16)の時点で、3.00人となっています。
インフルエンザ注意報の発令基準が10人以上ですから、まだ流行期に入ったという印象はありません。
けれども、例年のグラフと比較してみても、そろそろ上昇カーブを迎える時期にさしかかってきています。
スパンが広すぎてわかりにくいのですが、直近5週の年齢別インフルエンザ報告数のグラフを見ると49週と50週では各年齢層で増加しているのがわかります。
インフルエンザワクチンの予防接種がまだの方はお急ぎください。
みんなで予防する意識が大切です。