へとへと

 

今日は1か月後に迫ったNAHAマラソンに向けて「30Km走」にチャレンジする日だと決めていました。

いつものように浦添運動公園(最近、『ANA SPORTS PARK 浦添』に名称が変わったのですね)を集合場所にしていたのですが、駐車場に入ろうとすると担当の方に制止されてしまいました。

あたりを見回すと、幟(のぼり)やらテントがずらっと並んでいます。

(そうだった!今日はてだこ祭りだった!)

 

急きょメンバーに連絡をとってクリニックに戻り、そこをスタート地点にしました。

走り始めると、足が軽いのです。

2週間前の東京出張で足を痛めて以来のランニングでしたが、自分でも意外なほど順調でした。

「いつもは一人で走っているから、やっぱり仲間と走ると嬉しいんだはずね。ペースが速くなってしまうね!」

オーバーペースになるのをできるだけ抑えながら、快調に走っていました。

 

それにしても、ランニングするのに気持ちの良い季節になったものだと思います。

日差しは強いものの、風が涼しく、じと~っとした気持ちの悪さがありません。

58号線を北上し、美浜を超えたところでUターンしました。

 

 

そこですでに18Kmになっていましたから、来た道を戻るだけでも30Kmを超えるのですが、快調だったので、こんな問いかけをしてしまいました。

「このまま戻る?それとも、上がる?」

「上がりましょうか。ゆっくりでも足を止めないようにして。」

そうだね~ということで、途中から瑞慶覧の方に左折しました。

 

実は、その後が上り坂のオンパレードだったのです。

 

「足が止まる」というのは、一流の方たち特有の高レベルのお話なのだと思っていたのですが、まさに「足が止まった」ようになってしまいました。

2週間安静にしていた影響なのか、脚力のスタミナがピタッと切れてしまったのです。

 

そのあとは、ほとんど自分との対話です。

「足が重い、お、も、い。」

「こんな走り方より大股歩きの方が絶対速いはずな~。」

「こんな坂、あんな坂」

「姿勢を正しくして、腕ふりをしたら、まだ走れるじゃん!」

「あと4Km~!長いな~」

「そうだ、笑顔だ。笑顔パワーじゃ。」

「ここで止まったら、今までの距離が無駄になる!」

「何も考えないようにしよう!無我じゃ!」

 

30Kmに到達した時は、メンバーと何度も握手しながら充実感と達成感にたっぷりと浸っていました。

30Km走は、10Kmや20Km走とは違った感覚、境地になりますね。

 

今日はゆっくり眠れそうです(笑)。

 

 

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