移動中の飛行機の中で、ビデオを観ました。
R15+指定のグロテスクな映像が手元のタブレット画面に映し出された時には、さすがに周囲の乗客の視線が気になってしまいました。
ゾンビものの映画など、何年ぶりでしょう。
読み物としては『このミステリーがすごい!2018年版』で第1位となった作品以来ですが、趣がまったく違います。
上映されたかどうかも不明なB級ゾンビ映画は、たまにレンタルビデオ店で目にすることもありましたが、このレベルの映画が日本で作られたことに感動しました。
(評価が高い「カメラを止めるな!」はまだ観ていません。)
原作のマンガは読んだことがありませんが、原作のクライマックスの一部を映画化したのでしょう。
結末まで観終わっても(ゾンビはどこからきたのか)とか(これからどうなってしまうのか)とか、いわゆるパズルの解はありませんが、主人公たちの達成感に満ちた表情を観れば、この映画のテーマはある程度成功したのではないかと思います。
いつものように「おすすめです」とはいきませんが、お好きな人は良いのではないでしょうか。