「ヨッシャー、デキねえ!」

 

YouTubeのある動画を観ていると、YouTuberがこんな感じのことを言っていました。

「できないシチュエーション、できない気持ちを楽しんでほしい。『ヨッシャー、デキねえ!」って喜んでほしい。」

その言葉は、たちまち私をワクワクの気持ちにさせてくれました。懐かしい気持ちです。

 

もちろん、あきらめずに練習していけばできるようになるということが前提のお話です。

超人的な技術や能力が必要なことには当てはまらないのでしょうが、「できないシチュエーションを楽しむ」という感覚は、人生の半ばを越している私の世代にはわかるような気がします。

若い時にはそれがわからずに(多くの先輩達がこれと似たような言葉で諭してくれたのにもかかわらず)どんなに焦りまくって集中力を欠いていたことか。

1年後の自分の姿を思い描くこともできずに自信喪失にもがいていた時代が、いつまで続くのかと絶望していたものです。

けれども、この年齢で「できない」から練習する、練習しているというシチュエーションの当事者の自分が、自分でいうのもおかしいのですが、自分にもそんな健気なところがあったのかと嬉しくなって笑ってしまうのです。

まだまだ、のびしろがあるのかも?

「ヨッシャー、デキねえ!」

なんて素敵な言葉でしょう。

 

 

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