ツボにはまる

 

最近、ツボにはまっています。

ツボといっても壺ではありません。

代表的には経穴とも言われる、ツボのことです。

ツボの教科書(もちろん図や写真が豊富なわかりやすい本)を開いてみると、それがなかなか興味深く、面白いのです。

骨や腱、筋肉の走行や皮膚表面の凹凸を手がかりにツボを探していくのですが、自分の体をつかってツボを探していくうちに、思いがけない発見があったりします。

例えば、膝のあたりにある陰陵泉というツボ。

陰陵泉のとり方の説明はこんなふうです。

「脛骨内側縁に沿って近位へ擦上すると、脛骨内顆下縁と脛骨後縁の角を触れる。その陥凹部に取る。」

言われたとおりにすると、確かにあるんですね。

試しに指でちょっと押すと、ツボらしき感触があります。

これがツボかあ、という再発見の喜びがあります。

自分の足の骨や筋肉や腱を触れながらツボを探していくうちに、自分の身体って意外に知らなかったことに気づくのです。

なかなか実践・応用までの道のりは長そうですが、まずは腰や膝の痛みに試してみたいと思います。

 

 

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