日本にとっては、W杯サッカーはすでにクライマックスを超えてしまった感があります。
とても惜しかったからこそ、悔しさも一際です。
この悔しさを晴らすには4年待たなければならないと思うと、この4年の長さの絶妙さに感心してしまいます。
18歳の少年が4年経てば22歳で主力になるかも知れません。逆に34歳の円熟期に入った選手は次の大会は戦力として不安があります。
4年の間に、まったく違うチームとして育成し、成熟させていく必要があります。
オリンピックもそうですね。
サッカーは特に激しいスポーツですから怪我はつきものですし、そのタイミングで絶頂期を迎える選手もいれば、運命のいたずらに翻弄される選手もいます。
それと、もうひとつ。
私のような者でも、熱く語りたくなってしまうムードがW杯にはあります。
みんながカントクになってしまう魅力が、サッカーというゲームにはあります。
寝不足でも、試合数も少なくなってきたこの頃は、すでに寂しくなってきました。
しばらくはダイジェスト版などで何度も反芻する毎日になりそうです。