ある問題を人の助けを借りて解決しようとするのは、決して悪いことではありません。
助力を得るというのは、素直な気持ちで受け止めて感謝の気持ちで返せば、それは素晴らしいことです。
ただし、問題だと思っていることが、私の場合は見当違いであることも多いです。
それを問題としてしまっている「自分が問題」という場合です。
「イライラする」「ウッソだろ」「なんで?」
問題は目の前の対象にあると思っていますが、実はそうではなくて、それに対して「イライラしている自分」「素直に受け止められずに否定する自分」「愚痴でいっぱいの自分」が問題であるのです。
それに気づけばいいのですが、大抵の場合、視点は対象に釘付けになっていますから、その最中には内側に向くことがありません。
「自分の呼吸に戻る」
そういう智慧も教えてもらいました。
けれども、なかなかこれが難しい。知るということと実践すること(あるいは実践できること)は全く違いますね。