抗加齢医学会に参加してきました

 

先週末は抗加齢医学会総会に参加してきました。

 

他の医学会に比べて歴史の浅い会ですが(今回で18回)「アンチエイジング」「ウエルエイジング」という観点で、それに役立つのであれば、あらゆる分野を貪欲に吸収しようとする、まさに意欲的な会だと思います。

試しに学会で取り扱うテーマをカテゴリ別に並べてみますが、多岐にわたっています。

「細胞」「遺伝子」「女性医療」「口腔」「酸化ストレス」「検査法・ドック」「知覚感覚・社会・疫学・医学理論」「男性医療」「脳・認知症制御」「見ため(皮膚・容貌・体型)」「“ごきげん”・睡眠・ストレスマネジメント」「運動・運動器」「代謝」「肥満・減量」「食生活・サプリメント・健康食品・漢方・キレート療法」「免疫・炎症」「腸内細菌」「血管」「代替医療」

 

私は仕事の都合で3日目の27日(日)だけの参加だったのですが、1日だけというのが惜しまれる会でした。

それでも、世界的に活躍する照明デザイナーの石井リーサ明理さんの招待講演が聴講できたり、知的好奇心が悉く刺激されました。

「光と美~陰翳礼賛の世界」というタイトルの石井さんの講演は、照明デザインの歴史から紐解いてくれ、光のボキャブラリーを駆使するということの具体例を数多く示してくれました。

格式高さ、晴れやかさ、華やかさ、心地よさ…、スライド写真で示される照明の世界は、アートでもありテクノロジーを駆使した実験装置でもありました。

 

国境を超えて人々を感動させるお仕事は、それをする人の熱意と情熱に尽きるのだと改めて思いました。

 

 

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