「ただ書き出す」ということが、役に立つことをよく経験します。
頭に思い浮かんだことをただ紙に書いてみることとその効果は、このブログでも「モーニング・ページ」や「筆記療法」で紹介してきました。
例えば、思い悩むことばかりでずっとモヤモヤしてニッチもサッチもいかないとき。
こんなアプローチの仕方があります。
今まで経験してきた「面白かったこと」を、ただひたすら書き出すのです。
「悩み」で満たされてしまった脳の中身には注意を向けず、自分が面白いと思った経験を書いていきます。
「筆記療法」で紹介した方法とは、その点がちょっと違います。
どれだけ書けばよいのか?
そうですね。ペンが進まずに止まってしまってはいけませんから、目標を決めてみましょう。
ノートの1ページ分ならどうでしょうか?
ラジオで聞いた話、テレビで見たどっきり、漫才のネタ、ギャグ…。家族で笑った話…。
たくさん書いていくと、自分の思い悩んでいることについて客観的に見ることができるようになります。
「自分も意外に面白いことに囲まれているじゃないか」と気づきます。
はっと気づいて、客観的に見ることができたら、しめたものです。
対象が具体化されれば、なんとか掴まえることができるようになるかも知れません。