昨日は親戚参りに行ってきました。
1月1日が月曜日なのは区切りとしてはいいのかも知れませんが、透析医としてはプライベートの時間を確保するのに、なかなか難しいものがあります。
比較的自由になる土日を待つと今年は6日や7日になってしまい、親戚といえども「今年は来ない」人になってしまうので、待ってもいられません。
思い切って業務が一区切りついたところを見計らって、オーバーナイト透析がスタートするまでのスキマ時間を使って親戚参りをしてきました。
どこでもご馳走を振舞われ、一緒に回った甥っ子は「もう食べれない!」と「カメーカメー攻撃」に降参していました(笑)。
けれども、白旗を上げても容赦ないのが、この攻撃のすごいところです。
「なんで、あんたはスポーツをしているんだから、もっと食べないと。」とさらなる攻撃が繰り出されていました。
傍観者で良かったと内心ほっとしている私も、若い頃は攻撃を受けていたよなあと懐かしく微笑んでいました。
こうやって伝統の「カメーカメー攻撃」は語り継がれていくんですね。
ひと通り親戚参りを済ませて、実家に戻ると「みんなが食べないと残ってしまうから、食べて。」と言う母の前には大きなオードブルとお寿司。
甥っ子は悲鳴をあげて奥の部屋に退散してしまいました(笑)。
午後7時50分頃のオーバーナイト透析前のミーティングに間に合えば良いと比較的ゆったりしていたのですが、午後5時50分にふいに携帯のアラームが大きく鳴り響きました。
「あ~っ!!」
うっかりしていましたが、透析の機械の洗浄のスイッチを入れる時間です。
正月早々から透析が遅れてしまっては申し訳がないと、急いでクリニックに戻りました。
最後の方はパタパタしてしまいましたが、お正月に親戚参りができて良かったです。
クリニックに戻って、ふと空を見上げると、きれいな月がありました。