健康であること

 

時が経つのは早いものです。

先日、それをしみじみ痛感する出会いがありました。

ボーイスカウトのオヤジの会で親しくしてもらっていた「友だち」との再会です。

 

ボーイスカウトのオヤジの会を「チーターの会」と呼称して、ワイワイと遊んでいたのが、つい先日のようです。

私たち年代の3,4年という時間は、あまりその速度に実感を伴いませんが、同じ時間を生きてきたスカウトたちの成長ぶりは心身ともに見違えてしまいます。

 

あるスカウトは本土に就学したり、ある者は独立したりと、それぞれの家族の構成も少しずつ変化していってきました。

特に、年を重ねた親の介護の問題などは、今まで普通にやってきた社会活動を諦める選択を余儀なくされたり、生活そのものを変えざるをえないこともあります。

 

「友だち」の彼の外見は、一緒に遊んでいた以前よりもひきしまった体つきをしていました。

健康そうに見えると言うと、「水泳をしているんだよ。」と笑って答えていました。

きっかけは痛めた腰のリハビリのつもりだったそうです。その延長で健康に気を使うようになって、今も続けているのだと言っていました。

これから先の人生を考えると、自分が健康であることが、子どもにとって良いことなのだと思う。親のことを忘れて自分のことに集中してもらうことが、親にとって幸せでもある。

今まで健康が当たり前だと思っていたことが、実は相手に心配をかけない一番のありがたいことなのだと、言っていました。

 

家族のために、心身ともに健康であること。それがひいては、自分のためであること。

とてもよくわかります。

 

 

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