「4分33秒」

 

昨日はジョン・ケージさんの「4分33秒」が初演された日として、いろいろなところで話題にあがっていましたね。

私はたまたま車の移動中のラジオで「その日」だったということを知ったのですが、この曲を初めて耳に(!)したのは、中学生の頃に聞いたタモリのラジオ番組でした。

 

Wikipediaには「4分33秒」の説明は、こんなふうにあります。

楽章を通して休止することを表すtacetが全楽章で指示されており、演奏者は舞台に出場してから楽章の区切りを示すこと以外は楽器とともに何もせずに過ごし、一定の時間が経過したら退場する。

3楽章から成り、用いる楽器の選択と各楽章の所要時間は演奏者の裁量に委ねられており重奏もオーケストラも可能で、合計所要時間をこの曲の曲名としている。

 

こんな曲があるんだと笑いながら、タモリはラジオで流そうとしたのですが、ラジオは無音状態が続くと放送事故(?)にあたるらしく、「流せないね~」と笑っていたのを覚えています。

この曲の意図が、しゃれています。

「無」を聴くより、演奏会場内外のさまざまな雑音、鳥の声、木々の揺れる音、会場のざわめきなどを聴くものとされている。

 

ラジオでは流せませんが、ネット上にはいくつかの動画が存在していました。

 

オーケストラ版。

 

ヘヴィメタル版の「4分33秒」

 

当のジョン・ケージさんのインタビュー動画がありました。

前衛音楽を作曲(!)した人としては、とても穏やかな優しそうな方ですね。

 

 

 

 

 

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