ウォーキングではなく散歩

 

娘と2人で夜の公園に散歩に出かけました。

ウォーキングではなく、散歩です。

 

瞑想に凝っている私が「歩く瞑想をしてみよう。」と言って娘を誘いました。

面倒臭がって断られるかと思ったら(実際、下の娘と妻には断られました)「うん、いいよ。」とOKしたので、逆に戸惑いました。

 

「歩く瞑想」と言うのは、これもやはりティク・ナット・ハン師の番組に出てきた瞑想法です。

瞑想というと、「坐禅」「坐る瞑想」をイメージしがちですが、以前に紹介したプラユキ・ナラテボー師の「手動瞑想」もそうですし、動きの中で「今、ここに気づく」ことができれば、坐禅を組むよりも実践しやすいかも知れません。

 

一歩一歩によく注意を向けて、急がずにゆっくりと歩いてみます。

足の裏が地面に触れる、離れる、触れる、離れるを感じながら、一歩一歩を大切に歩きます。

 

真似事でやってみたのですが、最初はどうもバランスが悪くて、ぎこちない「歩き」になってしまいました。

人は、いつもは歩行を手段とした「目的地への移動」はしていますが、「歩く」ことを目的とはしていないのかも知れませんね。

呼吸と歩きが一致しなかったり、最初はなんだかヘンな感じでした。

 

ティク・ナット・ハン師の本には「トラがゆっくりと歩くようすを思い描いてみましょう」とあります。

なんとなくイメージが湧いてきました。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA