高校野球の沖縄県予選の決勝も終わり、いよいよ夏本番となってきました。
学生さんも、今週末には夏休みが始まりますね。
楽しい夏も、熱中症になってしまったら、元も子もありません。
とにかく、熱中症対策を怠らないようにしましょう。
具体的には、まず「気温と湿度」がどうなっているのかを常に気を配るようにしましょう。
それは、野外活動だけでなく、室内についても言えることです。
今いる部屋の気温と湿度が、どうなのか。日中はこれからどれだけあがっていくのか。
扇風機やクーラーを使って、適度な涼しさを保つようにしてください。
「我慢」だけはしないようにしてくださいね。
また、水分はいつも手元に持っておくようにしてください。
手元にないと、習慣づいていない人は、なかなか水分を口に運ばないものです。
意外なのは「何を飲めばいいのですか。」という質問が多いことです。
そういう方は「お茶は利尿作用があるらしいですし、コーヒーはカフェインが入っているから飲み過ぎはだめだと言われたし、スポーツ飲料は飲み過ぎると糖尿病になるって聞いたことがあるし…」と、自分なりによく勉強されている方が多いです。
「水は?」と訊くと「水は嫌いなんですよね。」と困った表情をされています。
「水分なら、何でもいいんですよ。お茶が悪いということではないんです。心配なら、お茶だけ飲むのではなくて、ペットボトル1~2本ぐらい、コーヒーも1日2杯ぐらいまでにして、スポーツ飲料も1~2本ぐらい。あとは、味噌汁、スープ、ゼリー、果物、少しずつをこまめに摂るというのはどうですか?」と提案します。
脱水になると、熱中症のリスクが一挙に高まります。
手元に飲み物を持ち歩きましょう。