「若い人はね、すぐ暑いだの寒いだの言うけれど、自分たちは昔から鍛えているからね。」
「クーラーなんかには頼らないよ。自分たちの世代は、そんなのなかったんだから。クーラーは嫌いだ。」
「それでも、健康に生活してきたさ~。」
そう語られる方が時々居られます。
それを聞いている私は、とても不安な気持ちで、その方のお話が一息つくのを待っています。
昔の沖縄は、クーラーの必要がないように家屋も工夫されていました。
下の写真は、「仲村家」ですが、風通しの良い造りになっています。
今の家の造りと違っていますから、単純に比較することはできませんね。
今の家は、どの部屋も戸締りができるようになっているので、空気がこもるような造りになっています。
熱中症は、家の中でも起こります。
どんなに体を鍛えたアスリートも、対応を怠れば、熱中症になります。
「自分だけは違う」というのは、間違いです。
水分をこまめにとって、暑さ対策をしてください。