2匹の小さなネズミ

 

「Catch Me If You Can」のネタから。

 

主人公フランクは、両親への愛に溢れ、いつかかつてのように家族とともに一緒に暮らしたいと願っている少年(!)です。

彼の憧れは実は切ないほどにシンプルなのです。それは、幸せだった頃の家族に戻ること。

特に父親への感情は、畏敬の念といっても良く、息子は父親の晴れ姿を、憧れの眼差しで見つめていました。

 

そのフランクの父親がスピーチで言ったセリフを紹介します。

 

Two little mice fell in a bucket of cream. The first mouse quickly gave up and drowned.

The second mouse… wouldn’t quit. He struggled so hard that eventually he churned that cream into butter and crawled out.

2匹のねずみがクリームの入ったバケツに落っこちてしまいました。1匹はあっさり諦めておぼれてしまいました。

でも、もう1匹は…諦めませんでした。必死にもがいた挙句、ついにクリームがバターになってそこから這い出すことができたのでした。

 

このエピソードに似たようなお話を、実は以前にもこのブログで紹介しました。

こちら → 「二匹のカエル」

 

この「two little mice」のお話は、この物語の中に時々出てきます。

それは、「決して諦めない」というメッセージを示すものであると同時に、フランクと父親の絆を結びつける役割をしています。

 

下の動画は、映画「Catch Me If You Can」から、父親のスピーチの場面です。

 

https://youtu.be/Ud74XZOjG0o

 

 

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