5月17日付けで「沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(レッドデータおきなわ)-動物編-」の改訂版がホームページに掲載されていました。
ホームページのスクリーンショットにリンクを貼っておきます。
まだ、ざっと目を通しただけですが、沖縄県の自然環境、そこに生息する野生動物とその現状についてのあらましが記載されてあり、普段意識していなかったことも含めて勉強になる内容でした。
このデータブックには、次の4点の意義があると述べられています。
1)自然環境保護の指針として
2)沖縄県の貴重な文化財として
3)遺伝的多様性の保護として
4)教育教材および研究資料として
特に「1)自然環境保護の指針としては」については、こう説明がありました。
「近年、県内では各種開発に伴う森林伐採や土地改変などにより、自然環境が悪化しつつある。そのことから野生生物およびその生育・生息地を次世代に引継ぐためには、沖縄県版レッドデータブックを踏まえた指針としての役割を果たすものである。」
個々の種についての意識も大切ですが、自然環境全体を見渡す視野がより大切になってきます。
日常に埋もれてしまっている私でさえ意識を向けるきっかけになったのですから、改訂版が出たのは大変有意義であると思います。