那覇の本屋で、入ってすぐの島に面陳列してあったということもあって、気になっていた絵本がありました。
おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本 カール=ヨハン・エリーン (著)
絵本と同様に、CDブックもあります。
こういう説明がついていました。
読むだけでお子さんがすぐ眠る!
子育ての常識を変えた「寝かしつけ」絵本です
心理学・言語学研究者の著者が、「子どもがなぜ寝たくない気持ちになるのか」を徹底的に考慮。
自然に眠くなるよう「ここを強調して読み、ここであくびするように」などの細やかな指示が入っています。
従来のいわゆる「おやすみ絵本」とは違ったコンセプトで、理論にもとづきお子さんをリラックスさせます。
理屈はともかく、CDで朗読を流すだけで子どもが寝つくのなら、大人にも効きめはあるんじゃなかろうか?
不眠を訴える患者さんもたくさんいますし、これはひとつ、自分で試してみようと思い立ちました。
毎日ではありませんが、軽く不眠がちになることがあるからです。
さっそく朗読の音声をiPadに入れて、就寝時に枕元に置いて、大きすぎず小さすぎず音量を微調整してかけてみました。
被験者1名、51歳男性(つまり私)のみの実験です(笑)。
で、結果。
なんといいますか、効果があったかなかったかと言うと、恐らく、効果ありました。
43分間の水樹奈々さんの朗読ですが、絵本の最後まで到達せずに寝入ってしまったのです。
ですから、絵本の結末を知りません。
43分間のストーリーのうちの、どこかで眠ったということですね。
何時間も眠れないという人は、試してみても良いかも知れません。
これから試そうと思っている大人の方に。
絵本だからと言って、バカにしないこと!
童心に戻ったつもりで聞くのがコツかと思います。
サンプルがYouTubeにありましたので、ご紹介します。