インフルエンザの流行がなかなか治まりません。
昨日、3月22日付けの第11週における沖縄県インフルエンザ流行状況の報告がありました。
詳しくはこちら→「沖縄県インフルエンザの流行概況」(pdfファイルのリンクです。)
実際の外来診療の現場でも、「発熱患者さんのための待合室」に絶え間なく患者さんが待機している状況になっています。
いったん勢いが衰えた感じになっていたのですが、ここ2,3週は微増しているのがわかります。
北部、那覇市、南部、八重山の保健所管内では、定点あたりの報告数が警報レベルを越えて約8週間(2ヶ月!)が過ぎようとしている状況です。
型別で見ると、臨床の印象と合致して、やはりB型がじわじわと増えてきています。
さらに最近の傾向として、インフルエンザだけでなく、感染性胃腸炎も流行しているのです。
下のグラフは那覇市感染症週報からの引用です。詳しくはこちら→「那覇市感染症週報」(pdfファイルのリンクです。)
インフルエンザも感染性胃腸炎も予防が大切です。
手洗い、うがい、咳エチケットを徹底させましょう。