インフルエンザ流行状況(2017年第11週)

インフルエンザの流行がなかなか治まりません。

昨日、3月22日付けの第11週における沖縄県インフルエンザ流行状況の報告がありました。

詳しくはこちら→「沖縄県インフルエンザの流行概況」(pdfファイルのリンクです。)

 

実際の外来診療の現場でも、「発熱患者さんのための待合室」に絶え間なく患者さんが待機している状況になっています。

いったん勢いが衰えた感じになっていたのですが、ここ2,3週は微増しているのがわかります。

北部、那覇市、南部、八重山の保健所管内では、定点あたりの報告数が警報レベルを越えて約8週間(2ヶ月!)が過ぎようとしている状況です。

型別で見ると、臨床の印象と合致して、やはりB型がじわじわと増えてきています。

 

さらに最近の傾向として、インフルエンザだけでなく、感染性胃腸炎も流行しているのです。

下のグラフは那覇市感染症週報からの引用です。詳しくはこちら→「那覇市感染症週報」(pdfファイルのリンクです。)

 

インフルエンザも感染性胃腸炎も予防が大切です。

手洗い、うがい、咳エチケットを徹底させましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA