昨日の外来では感染性胃腸炎が急激に増加していました。
受診される方の多くが、吐き気、嘔吐、下痢、発熱の症状を訴えられていました。
お話を伺うと那覇市内の小学校で学級閉鎖があったようです。
ウイルスは腸管で増殖して便に排出されます。少量のウイルスでも感染してしまうので注意が必要です。
年齢別のグラフをみると、まず子どもが感染し、それを看護した大人たちが感染しているようです。
感染性腸炎は、感染から発症までの潜伏期間はおおまかに24~48時間といわれています。
主な症状としては、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、微熱が1~2日続きます。
また、患者さんの糞便や嘔吐物からの二次感染が多いのが特徴です。
トイレ後や調理前、食事前の手洗いが大切です。ご注意ください。