以前のブログを見返すと、私がグランド・イリュージョンの第1作目を観たのは、2013年10月でした。
こちら → Now You See Me 「グランド・イリュージョン」
3年ぶりの続編だったのですね。
第1作目では、その鮮やかなマジックの世界に、我を忘れて映画の中にのめり込んだものでした。
マジックのルール:誰よりも利口になれ
そのルールは続編にも受け継がれていたようです。
上映期間のギリギリ間に合って、映画館で観ることができました。
最近の映画は、VFXでなんでもできてしまいます。
宇宙なんてロケ現場としては当たり前過ぎますし、動物や恐竜なども普通にその辺を歩かせることもできます。
だから、マジックの映画などというと「どうせ合成でなんでもできてしまうのだから」となってしまいがちになると思うのですが、あえて出演者たちの生身の演技にこだわったことで、緊張感を引き出すことに成功しているように思いました。
舞台上の演出などは、特にそうでしたね。必要最小限のCGに抑えていたように思います。
ハリー・ポッター役で名を馳せたダニエル・ラドクリフ君が、今度は魔法(マジック)側ではなく、「科学者&敵役」で登場したのは、キャスティングの妙でした。
義賊「フォー・ホースメン」の活躍は、いつまでも観ていたい。
そんな気にさせる爽快な映画でした。