インフルエンザと診断された時に、親御さんから「いつになったら学校に行ったらいいのですか?」という質問を受けることは少なくなりました。
おそらく、学校からの説明が徹底されてきたこともあるのでしょう。
ある学校は体温表を配布し、「解熱して2日経過」を視覚的にとらえる工夫をされているところもあります。
一方で、職場は各々対応が違っているようです。
ただし、現段階では、流行を食い止めるという意味では、どの職場も「学校保健安全法」に準じた方が良いというのは誰もが知っていることです。
「職場に連絡して、どうするのか訊いてくださいね。」
と言いますが、患者さんには「学校保健安全法」に基づいた自宅療養期間(出勤停止期間)を示すようにしています。
言葉ではよくわかりにくいということもあって、図表をつくってみました。
「解熱」というのは「平熱になる」という意味です。多くは37℃未満ですが、37℃前半が平熱の方もいますね。
参考にされてください。