PとAとSとMとカメラマーク
これで、カメラの撮影モードのことを言っているのだと気付く方は、やはりいらっしゃるのでしょうね。
世の中の広さには、時々驚かされています。
実は最近まで、このモードの意味を恥ずかしながら知りませんでした。
カメラマークと「P」モードでなんとかなっていましたし、時々知らない間に「A」とか「M」になっていて、画面が極端に暗くなっていたり、ヒトダマみたいな光線が漂うような心霊写真になってしまったりしていたので、触れてはいけないモードだと勝手に決め付けていたのです。
知っている方には基本中の基本なのでしょうが、改めてそれぞれの意味をお知らせします。
「P」:プログラムオートのこと
「A」:絞り優先オート
「S」:シャッター速度優先オート
「M」:マニュアル露出
「カメラマーク」:すべてカメラマークで撮れる全自動モード
露出というのは、絞りとシャッター速度、感度の3つの組み合わせで決まるそうです。
絞りというのは、光を通す穴のようなものです。
イメージとしては、絞りを開けると(光線が大きな穴を通る)ぼける。
絞りを絞ると(光線が小さな穴を通る)あまりぼけない。
シャッター速度は、光をあてる時間のこと。
速いシャッターは、もちろんぶれない。
遅いシャッターは、ぶれる。
簡単にいえば、絞りはボケ具合を、シャッター速度は動くもののぶれ具合を変化させる要素なんですね。
さて、長い長い前置きの後で、こんな写真を撮ったので載せてみます。
映画の1シーンを再現したつもりなのですが、なかなかうまくいかないものですね。
絞りとかシャッター速度とか感度とか。難しいです。
娘だけはわかってくれましたが。