思い出のコンデジ

最近はほとんどスマホやiPad miniで写真を撮ることが多く、約6年前に意を決して購入したコンパクトデジタルカメラ(いわゆるコンデジ)ですが、長く私の机の片隅に追いやられてしまっていました。

「意を決した」のは、理想の透析クリニックのモデルを求めて芦屋坂井瑠実クリニックに見学に行った時のこと。

ちょうど私が勤務医であった時に、開業することを決めた頃でした。

三宮駅近くのホテルに到着した後に、約束の時間までまだ間があったのでのんびりしていたのですが、カメラを持っていないことがやたらと気になり始めました。

当時はカメラは持たないことが多かったので、それが私の普通のスタイルだったのですが、せっかくいただいた見学の機会を、写真にも残さないことが失礼でもあるような気がしましたし、何よりも自分自身もったいない気がしたのです。

あわてて近くに見つけた家電量販店に駆け込むように入りました。

 

当時、私には憧れのコンデジがありました。

RICOHのGR DIGITALシリーズです。コンパクトカメラでありながら、本格的できれいな写真が撮れることに惚れ込んでいたのですが、なにぶん値段が他のカメラと比較しても高め設定だったので、二の足を踏んでいたのです。

それが迷わずこのカメラを購入したのは、約束の時間が差し迫っていたというのと、何より坂井瑠実クリニックへの訪問&見学が、その壁を一気に打ち崩すようなイベントだったからでした。

 

今見るとカタログには2009年と記されていますので、もう7年前の製品なのですね。

最近は大事にしすぎて使っていないので、この週末はカメラを片手にいろいろな風景を撮りにでかけようと思っています。

 

2016-08-26 22.18.48

 

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