最近では、外来の現場でも感染性胃腸炎の症状の方が多い印象があります。
悪心・嘔吐。飲んだ水分がそのまま流れ出てしまうような水様性下痢。全身にだるさ。発熱。
30代、40代の体力のあるような方々も、ぐったりとして受診されてきます。
那覇市の感染症の発生状況の週報でも、それを裏付ける報告がされていました。赤い線は私が引いたものですが、感染性腸炎の報告数が全体で47人となっています。
グラフに示したのが下の図です。
いったん減少傾向にあったものが、跳ね上がって増加しているのがわかります。
昨日受診した方のお話だと、小さいお子さんが胃腸炎の診断を受けていて、ほぼ同時に自分も同じ症状が出たのだとおっしゃっていました。
食事前の手洗いを徹底させることが大切です。
声をかけあって、手洗いを習慣づけましょう。