夏休みになって、朝、ラジオ体操の集合場所に向かう小学生たちの姿が見られるようになりました。
ラジオ体操の健康効果については、よく言われているものに「姿勢変換能力」を鍛えて「転倒予防効果」をアップさせるというものがあります。
これは主に壮実年層に向けた効果ですね。
脳と全身の筋肉を結び付けて、素早く姿勢を変換する能力を高めることができるそうです。
つまり、つまづいた時にとっさに体を立て直して、適切に動く能力のことですね。
ラジオ体操第一を真面目にやると、息があがります。
全身をすみずみまでバランスよく動かしている証拠ですね。
ラジオ体操の第1回の放送は昭和3年ということですから、もう80年も前のお話です。
ラジオ体操のあのピアノの伴奏を聞くと、一瞬和んでしまうのは、日本人の心に深くしみ込んでしまって、もはやソウル・リズムと言っても過言ではないのかも知れません。
夏休みをすごす子どもたちにとっては、朝起きることの習慣化を継続する意味もあります。
休みだからといって夜更かしをして、朝をだらだらするのを防ぐ役割です。
継続は力なり、ですね。