Stingの Shape Of My Heart はメロディもそうですが、歌詞の内容が哲学的で素晴らしい名曲です。
ギャンブラーの心情をトランプのスートに乗せて、歌っています。
和訳を Lady Satin’s English Project のホームページから参照しました。(全文を参照元で是非ごらんください。)
I know that the spades are the swords of a soldier
わかっているさ スペードは兵士の剣
I know that the clubs are weapons of war
クラブは戦場の武器
I know that diamonds mean money for this art
ダイヤはこの術で得る報酬のことだということをね
But that’s not the shape of my heart
だけどそれは僕のハートの形とは違う
この曲はリュック・ベッソン監督の「レオン」のエンディング曲に使われて、非常に印象的でした。
殺し屋の心情を言い当てているものとして、監督が起用したのでしょうか。
And if I told you that I loved you
そして君に愛していると言ったら
You’d maybe think there’s something wrong
何かあったのって君は思うかもしれないね
I’m not a man of too many faces
僕は余計な顔をもつ男じゃない
The mask I wear is one
被っているのはひとつの仮面
「ツキ」や「幸運」など、運命を左右するもの。神聖で神秘的な法則というものを突き止めようとするギャンブラー。
しかも、彼はポーカーフェイスの仮面をかぶっている。つまり、彼の心情の何物も表現しない。
殺し屋「レオン」のイメージが重なり、とても物悲しく切ない気持ちになります。