Motion-induced blindness (MIB:運動誘発盲)という現象があるのだそうです。
この現象は、イスラエルのYoram S. Bonnehという学者が2001年にNatureに発表しました。
Motion-induced blindness in normal observers
Yoram S. Bonneh , Alexander Cooperman & Dov Sagi
Nature 411, 798?801 (14 June 2001)
下のYouTubeの動画をごらんください。実際に体験できるようになっています。
画像の真ん中にある赤と青に点滅する点に集中していると、ある瞬間に3つの黄色い点が消えてしまいます。
「あれ」と思って、よそ見をするとちゃんとそこにありますから、真ん中の点に集中している時だけ見えなくなるのがわかります。
こういう状況って、実際にはどんな場合が想定されるのでしょう。
GIF画像がありました。中心から一番遠い、黄色いメガネケース(?)がよく消えるようです。
中華料理のテーブルで、こういうことが起こるかもですね。