YouTubeが素晴らしいのは、ビンテージ・マジックの映像を発見することができることです。
先日、トニー・スライディーニのペーパーボール・オーバー・ザ・ヘッドの動画を見つけました。
スライディーニはイタリア生まれのクロースアップ・マジックの第一人者です。
彼のタバコやシルクを使ったマジックを見ると、ステージに立つマジシャンの動きのイメージは、実は彼の動きが起源だったのだと気づくことになります。
そして、この「ペーパーボール・オーバー・ザ・ヘッド」
今でも現代のマジシャンが披露したりしますね。
以前にテレビで、セロが仲間のマジシャンとともに申し合わせなしに即興でやっていました。
マジシャン達の輪の中にいたアナウンサーだけが、このトリックに気づかなかったのです。
観客には、「なぜわからないんだろう?」と疑問に思うようですが、マジシャンのタイミングが絶妙です。