今日は満月です。夜にはきれいな月が見えるといいですね。
月に住むものといえば、日本ではうさぎ。
これは、「本生経」(ジャータカ)を元にした仏教説話のお話からきています。
簡単にいえば、こういうお話でした。
猿・兎・狐の三匹は、倒れている老人(帝釈天の変装)を助けようとした。
猿や狐のように献身できない兎は、みずから老人の食料になろうとめらめら燃える火の中に身を投じた。
帝釈天はこの兎の姿を月の中に写し取った。
あまりに端折りすぎて、味も素っ気もない紹介になってしまいましたが、詳しく読みたい方はこちらをどうぞ
そうそう。手塚治虫先生の名作「ブッダ」の中にも、この逸話は印象的に描かれていますね。
改めて、満月をよく見てみたいと思いました。