日常診療での印象ですが、学生を中心にインフルエンザB型感染症がまだ流行しているようです。
沖縄県感染症情報センターの発表では、警報終息基準値を下回っているため「流行状況(概況)」は終了していますが、定点あたりの患者報告数の発表は引き続きおこなわれていますので参考になります。
第23週(6月1日~6月7日)から第24週(6月8日~14日)にかけて沖縄県全体として減少していますが(4.32 → 3.09)、那覇市と南部保健所管内では、まだ油断ができない印象です。(4.67と4.43)
上のグラフでも示されているように、検出されているウイルスはB型がほとんどです。
「那覇市の感染症の発生状況」によると、第23週(6月1日~6月7日)の週報では以下のような報告でした。
流行期だからというのではなく、「咳エチケット」や「手洗い・うがい」は常に心掛けなければなりませんね。