夏日というのは1日の最高気温が25℃以上となる日のこと。
真夏日は30℃以上、猛暑日は35℃以上になる日のことを言うそうですね。
5月に入って那覇では25℃以上の夏日が続いているようです。
以前にも熱中症予防対策に暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)の活用をおすすめしました。
暑さ指数は、気温に加えて、湿度と日射・輻射など周辺の熱環境の三つを取り入れた指標です。
特に湿度などは人体に与える影響が大きいですものね。
下の図は日本生気象学会の「日常生活における熱中症予防指針」から引用したものです。
気温が25℃以上だと、湿度75%で警戒レベルに達しているのがわかります。
特にこの時期は、人の体は熱さに順応していませんから、通常よりも注意しなければなりません。甘くみてはいけない時期です。
特に水分の補給には注意を払いたいものです。
「日常生活における熱中症予防指針」には、こう記載されています。
1)日常生活における水分補給:通常の生活では食事等に含まれる水分を除いた飲料として摂取すべき量は1日あたり1.2リットルを目安とする。
2)運動時や作業時の補給:水分の補給量は体重減少量の7~8割程度が目安となる。体重の2%以上の脱水を起こさないよう注意する。大量の発汗がある場合は、スポーツ飲料などの塩分濃度0.2%程度の水分を摂取する。 作業前:コップ1~2杯程度の水分・塩分を補給する(コップ一杯200ml)。 作業中:コップ半分~1杯程度の水分・塩分を20~30分ごとに補給する。 作業後:30分以内に水分・塩分を補給する。 |