風邪は薬を飲まないと治らないと勘違いされている方がいます。
しかも、いまだに抗菌薬を飲まないと治らないのだと強く信じ込んでいる方もいます。
風邪の大部分はウイルス性で、ウイルスには抗菌薬の投与は無意味です。
恐らく、今まで自然経過で治っていったものを、たまたま飲んだ薬による効果だと勘違いしてきたのでしょう。
そうなると、次に風邪症状が出た時に、また同じ抗菌薬を求めることになるのですね。
もちろん、細菌による二次感染の時は抗菌薬は必要です。それは医師の診察によって判断していくことになります。
咳、鼻、ノドの風邪症状の初期には、すぐに薬に頼るのではなく「おばあちゃんの知恵袋」的な代替療法などいかがでしょう。
例えば、「咳にはハチミツが良い」とか。(小さい頃はずっと信じていました。)
風邪を予防するために、ヨーグルトを毎日食べるとか。
そうそう。明治のサイトではヨーグルトの効果を紹介していますね。
「R-1 ヨーグルトによるインフルエンザワクチン効果の増強について」というのもありました。
今年の日本食品免疫学会で発表されたようです。
(下にリンクを貼っておきますので、詳しくはそちらをご覧ください。)