七つの社会的大罪

以前に勤務していた病院でのお話です。

総合医局は、壁側にドクターのロッカーがずらりと並ぶようなレイアウトでした。

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内科のK先生のロッカーの扉には、ちょうど目の高さぐらいに1枚の紙が貼ってありました。

実はその前を通るたびに、その文章を目にして襟を正していたものです。

「七つの社会的大罪 ガンジー」というタイトルの文章でした。

 

労働なき富

良心なき快楽

人格なき学識

道徳なきビジネス

人間性なき科学

献身なき信仰

理念なき政治

 

間違ったやり方で達成されるのならば、その目的が素晴らしくても「罪」であるということ。

目的と手段は切り離すことはできないのだということを教えてくれています。

 

その病院を去る前に、K先生とこの文章について話をしたかったなあ。

何となく照れくさいような気がして、ついに話をせずに去ってしまいました。

 

 

 

 

 

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