休憩室で昼食を食べていたら、ちょうどテレビで「笑っていいとも」をしていました。
林先生がタモリがかつて放った「名言」の数々を紹介するコーナーです。
どれもタモリらしい表現で、思わず「なるほど」と感心しながら笑っていました。
例えば「やる気のあるものは去れ!」
タモリの言い分です。
やる気のある人間はたくさんいるが、まず「暑苦しい」。それが嫌い。
やる気のある人は「が、がんばりますっ」とコチコチに固まっていて、物事の中心しか見ない。
実は面白いことは物事の周辺にあるものだ。
視野が狭くなるし、本質を見てない。
面白いですよね。
人はとかく間違ったところに力を注ぎがちになるものなのかも知れません。
本質を見抜くとは、ちょっと距離をおいて周辺にも視野をもった状態のことを言うのでしょう。
どんなことにも、肩に力が入ってろくなことはありません。
正論とは違った表現が、何より人をひきつけます(笑)
「やる気のあるものは去れ!」
車の運転もハンドルに「あそび」があるから、安全に運転ができる。
「あそび」がなければ、ちょっとハンドルを回しただけでガチガチに大きな方向転換になってしまう。
それを修正するために、また反対側へ。
結果的にジグザグ走行になってしまいます。
着想がさすがタモリさん!と感心していました。