「勇気」の科学

 

本屋の中をぶらついていたら、ふと目にとまったのがこの本でした。

「勇気」の科学 ~一歩踏み出すための集中講義~ ロバート・ビスワス=ディーナー (著)

 

著者のロバート氏は「ポジティブ心理学のインディ・ジョーンズ」と評されているそうです。

マサイの現地調査を試みたり、まさに「勇気は鍛えることができる」を実践されている方です。

 

大変面白く読むことができました。

 

特に「第6章 傍観者にならない」のポイントは、参考になりました。

1)行動は「状況」で決まる

2)勇敢な行動は、無意識に生じる

3)集団の同調圧力が「勇気」の妨げになる

4)「傍観者効果」から逃れる5つのステップ

  (1) 出来事を認識する

  (2) 緊急事態であることを理解する

  (3) 自分に問題に対処する責任があると信じる

  (4) 問題に対処するための方法がわかる

  (5) 行動を決断する

 

勇敢な行動をとるまでのプロセスも4つに分けて理解することが出来ると述べています。

(1) 恐怖や不快さを体験する。

(2) 否定的な感情があっても、行動は選択できることを理解する

(3) 自信を持つ

(4) 行動を決断する

 

そして、勇敢になることを学ぶための最善の方法は次の2つ。

「恐怖をコントロールすること」

「行動意思を上げること」

 

そして、著者のこの言葉。

「勇気は、創造力を高め、リスクをとり、人を助け、困難を乗り越えるためのエネルギーを与えてくれます。」

 

私も、いつでも勇気をもちたいものだと願います。

 

 

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