「トリック 劇場版 ラストステージ」

 

小学生高学年になる末娘が、休日の朝にまだ寝ぼけている私を起こしに来ました。

「今日、映画を観に行くよ。」

「へ?そうだっけ?」

「そう。今決めたんだけどね。」

「他に誰が行くの?」

「お父さんと私、二人だけ。」

「え?お父さんと二人?…ん?この二人?」

「そうそう。」

話を聞くと、ほかの家族は学校の行事やほかの用事で多忙らしく、その日1日、時間を持て余しそうな娘が思いついた計画でした。

「この二人だけって言うのは、あまりない組み合わせだね~。」

「そう?そうでもないんじゃない?」

と、いうことで娘と二人で映画を観てきました。

 

「トリック 劇場版 ラストステージ」です。

マジック大好きの私も楽しみにしていました。

実在した有名なマジシャン「サイキックハンター」の異名をとるハリー・フーディーニの存在が、このドラマの根底にあります。

死別した人との「霊界通信」ができるものならやってみろと、霊能力者たちに挑戦状をたたきつけた彼の本心は

実は最愛の亡き母との会話を切望していたからなのだと言われています。

これ以上書くとネタバレになるのでやめておきますね。

(フーディーニについては、また別の機会に…)

 

テレビシリーズからのファンは、たまらないでしょうし、またラストステージということで切なく泣けるかも知れません。

そうそう。

トリックで山田奈緒子が最初に演じた記念すべきマジック

「封筒をすり抜ける100円玉」

これが今回、山田奈緒子が演じた最後のマジックでした。

その演出がニクいのです。

 

 

[youtube]http://youtu.be/nD9qGaD5IG0[/youtube]

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