那覇市立病院の「平成25年度 登録医総会・地域医療連携交流会」に参加してきました。
今回、済生会熊本病院副院長の西 徹先生の特別講演がありました。
「地域連携 ―2025年に地域医療を崩壊させないためのKey word」
熊本での実例を交え、また人口ピラミッドやブランディングのお話など、大変学ぶことが多かったです。
那覇市立病院では、循環器の「心臓カテーテル治療地域連携パス」など
最近ではクリティカルパスを使用した連携も濃密になっています。
病診連携が目指すものは、「地域医療への貢献」ということに尽きるでしょう。
地域の方々の健康状態の向上と回復のための対策や活動を、協力し合って貢献すること。
チームを組んで、以下のことを医療の現場で達成しようとするものです。
1)より安全で信頼性を高めること
2)より人々に役立てるものであること
3)より患者や家族の感性(好み)にあうこと
今は各総合病院には「地域連携室」という部署があります。
患者の気持ちになり、患者の立場、目の高さを理解してくれる部署です。
そこで働くワーカーさんたちは「連携のために何をなすべきか」を共有し、行動を起こしてくれます。
安全、安心の医療への貢献に、今後も連携行動をともにしていきたいと思っています。