理解などできる訳がないと思いつつ、休日を利用して触手を伸ばしてしまいました。
余剰次元のお話です。
ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く リサ ランドール
amazonでは、出版社からのコメントにこうあります。
「宇宙は、私たちが実感できる3次元+時間という構成ではないらしい。
そこには、もうひとつの見えない次元があるというのだ。
もし、もうひとつの次元が存在するのなら、なぜ私たちには見えないのか?
それは、私たちの世界にどう影響しているのか? どうしたらその存在を証明できるのか?
現代物理学の歩みから最新理論まで、数式を一切使わずわかりやすく解説しながら、
見えない5番めの次元の驚異的な世界に私たちを導いていく。
英米の大学でテキストとして使われている話題の書Warped Passagesの邦訳。」
やはり、私にはとてつもなく難しい本で、何を書いているのか理解しながら読み進めることができずにいました。
とりあえず行を進めて、何か自分でもわかるとっかかりのようなものがないかを探るような読み方です。
余剰次元のお話は、キーワードだけを並べるとSF(科学空想物語)にも登場してきますし
特に日本のマンガなどは「パラレルワールド」の概念などいち早く取り入れて馴染みはあるのだと思います。
いや、わかったふりなどできない代物でした。
宇宙論を語ろうとするならば、この1冊を読めば良いというのではないというのだけはわかった気がします。
リサ・ランドール教授を含めた物理学者たちは、私たちと(少なくとも私と)思考の向きが違うのでしょう。
時代が進んで、わかったこととわからないことがはっきりするようになったら
私にもわかるようになるのでしょうか。
今回は読書録にもならない投稿でごめんなさい。