6月は熱中症が心配になってくる季節です。
私自身、昨日は自治会の草刈り清掃の日だったのですが
午前中の2時間の作業だけで、グダグダになっていました。
太陽の下で作業をすることに慣れていないということもありますが
昨日は急に暑い日になっていましたね。
下のグラフは厚生労働省が発表している「熱中症による死亡災害の月別発生状況(平成20~22年)」のグラフです。
8月がピークですが、6月から発生しているのがわかります。
そして、下のグラフが「作業開始からの日数別発生状況(平成21~23年)」です。
10日目以降は数の合計ですから、省略するとして
傾向として、初日、あるいは、3日目以内に発生が多いのがわかります。
暑熱環境に慣れていない時期が最も多いのです。
人間の体は、暑さに慣れるのに、約10日間を要するといわれています。
それまでは、熱中症に誰でもなりうるのです。
熱中症に気をつけたい直近の気象条件として
1)湿度が高いこと
湿度が高いと25℃以下でも発生します。
2)急に暑くなった
体が慣れていない梅雨明け、梅雨の中休み要注意!
3)熱帯夜の翌日
夜に体温が十分に下がらないのは要注意です。
まさしく、沖縄は今がその季節ですよね!
対策としては、作業前や作業中の健康確認をすること。
水分だけでなく、塩分の補給 (梅干しなどいいですよ!)
がぶ飲みしないで、ゆっくり飲むのが良いとされています。
ノドが渇いてから水分補給は遅いと言われていますので
(水分を飲んでから体に吸収されるのに20分かかると言われています。)
作業前に1杯、ノドが渇く前に1杯を飲みましょう!