5月2日、那覇の近辺でみられた
見事な内暈(ハロ)は、人々の視線を天頂へと誘いました。
実は2012年7月17日の朝にも
那覇の空に内暈が見られていました。
朝、東の空の内暈は半円でしたが
その代わり、上空のほうに環天頂アークと呼ばれる逆さ虹が観察されました。
実は、そのまた数日前に北部で環水平アークと呼ばれる現象がみられています。
ちょうどボーイスカウトの団キャンプで
それを見ていた小さなスカウトたちは
「あれは何?きれいだけど、不吉じゃないの?」
と騒いで不安がっていました。
確かに、地震の前触れだとか、乱世の予兆だとか。
そういう言い伝えがあるのも確かです。
それをスカウトたちに、そのまま受け売りすることができなかったので
少しネットで調べてみると、こんな解釈に出会いました。
西洋でのお話です。
内暈(ハロ)や環天頂アーク、環水平アークなどの虹は、天使たちが見せてくれる贈り物だという解釈です。
そもそも、虹をあやつることができるのは、天使たちだけが許されている御業(みわざ)なのだとのこと。
空をキャンバスに、素晴らしい彩りのこれらの現象は、天使たちからの贈り物だというのです。
スカウトたちは、その説明に喜んでくれました。
そのほうが夢があっていいですよね。