「筆記療法」

 

「筆記療法」という言葉があります。

 

「~療法」という言葉がたくさんある中で、わりとすんなり私の腑に落ちた気がしたのは普段から何気なく「書くこと」で気を紛らわしていることがあるからです。

 

私のやり方は我流なのですが、提唱者の心理学者のことを知ったのは、この本でした。

 ハーバードの人生を変える授業 タル・ベン・シャハー著 成瀬まゆみ訳

 

「第7章 困難から学ぶ」p34に、こう紹介されています。

「テキサス大学のジェームズ・ペネベーカーは

つらかった経験を書きだすことによって

気持ちの整理がつきやすくなることを立証しました。」

 

どんなやり方かというと

1日に15分間から20分間

心が傷ついたこと

怒りを感じたこと

トラウマになったりした経験などを

紙の上に書きまくるといった簡単な方法です。

 

支離滅裂な文法でもよし

(「てにをは」なんか無視して当然です。)

誤字脱字なども気にしません。

何が起こったのか、どう感じたのか、今どう思っているのかを

紙の上に、その感情や思いを書きなぐるのです。

 

実験によれば、被験者の不安感は驚くほど減少し、幸福感が増し、健康状態も改善したそうです。

 

 

心の中いっぱいに占めていた「感情」を

「言葉」に置き換えることで、目に見えるものに変化させていきます。

 

 

「『不安』は頭の中にあり『不安』という現実はない」ことを改めて気づかせてくれます。

 

 

実際に紙の上に書き出してみることで、整理され、輪郭がはっきりして、実像が見えてくるかも知れません。

見えると少なくとも、向かい合うことはできます。

人は「見えない敵」の方が恐いのです。

 

 

我流ですが、佐久田のやり方を紹介しておきます。

 

掛線のない白紙のノートを準備します。

 

5分間のタイマーをセットします。

 

手に負担がこないような滑らかなボールペンか、太芯のシャープペンで

よーい・スタート!

タイマーのアラームが鳴るまで書きなぐります。

 

 

不安なこと

怒っていること

ワジワジ~してること (あ。一緒か。)

恐いこと

助けて欲しいこと

感情に直結した思いを、そのまま書きなぐります。

 

 

人に読ませることが目的ではありませんから、すごい言葉も出てきます。

 

恐ろしい言葉や情けない言葉、もちろん放送禁止&差別用語のオンパレードです。

 

 

それで、ノートを閉じます。

 

これが佐久田の我流たるゆえんなのですが

決してそれをその場で読み返しません。

アウトプットだけをして終わります。

 

翌日、あるいは2,3日して読み返してみたとき

 

不思議に自分のことや現実を冷静に見つめることができるんですね。

 

 

1-sky001

 

 

2件のコメント

  1. ブログ読ませてもらっています。内容も多岐にわたり興味深いものばかりで感心しています。先生がよく本を読み、深く思考していることがよくわかります。「筆記療法」というのもいいですね。私も日記をたまに書くのですが、良いheeling 効果があると感じていました。。「筆記療法」やってみたいと思います。ブログこれからも楽しみに読ませてもらいます。お気に入りに登録しました。

    1. コメントありがとうございます。
      恐縮しきりです。

      家族にはかなり不評なんでへこみがちでした。

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