オーバーナイト透析へ向けて準備すること

 

まだ準備段階ですが

夜間、寝ている間に透析をする「オーバーナイト透析」をどうやって安全に、しかも快適に提供していくかは、これからの課題です。

安全であることが絶対条件。

幸いに先にオーバーナイト透析をされている施設がありますので、もちろん、そのノウハウを教えていただきながらのスタートになると思うのですが
各施設なりの工夫はどうしても必要になってくると思います。

「こうやったらいいかも。」というものはあっても、「こうやるべき。」というものは存在しないと思うからです。
それを探していく作業は本当にワクワクします。

例えば、安全であることのほかに、オーバーナイト透析を受けていただく方々には良い睡眠をとってもらわなくてはなりません。
昼間の長時間透析とは違う、良い睡眠と休息をとってもらうことが大前提です。

透析をする度に夜勤のような疲労感を味あわせてしまうようでは困ります。
昼間は普通の透析室でも、夜間はパーティションで仕切ってプライバシーに配慮したい。

そのための工夫で、パーティション(間仕切り)をどうするかというのはひとつの課題でした。

下の図はだいぶ前に描いた佐久田なりのアイデアスケッチです。

partition2partition1

ほとんどボツになってしまいましたが(笑)

いくつかの案を検討して、形にしたのが下の写真のスライド式のパーティションです。

今日は時間が空いたので、パーティションを出してみて実際にどんな感じになるのかを確かめてみることにしました。

test1

ベッド周りのスペースは確認できましたが、 現場検証するには、昼間だったので明るすぎました。(当たり前です(笑))

それと、今回はパーティションの一部を出しただけだったので、全体の視野が確認できませんでした。

明日あたり、みんなで夜中に検証してみようということになりました。
もちろん、お泊り検証も必要です。

 

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