昨年の12月のことになりますが、さくだ内科クリニック全スタッフ参加でBLS(Basic Life Support)コースを受講しました。
BLSとは呼吸や心拍が止まった人に対する一次救命処置のことです。
特殊な器具や薬品は使わずに心臓マッサージと人工呼吸を行う心肺蘇生法(CPR)を主に、そしてAEDの使用までを行います。
医療従事者ですから、できて当然です。
けれども救命処置は日ごろから意識づけていること、定期的にトレーニングを行って自分たちのお互いの動きをチェックしていることが重要になってきます。
10月に初顔合わせをしたスタッフ同士、自分たちのスタンダードを再確認するという意味もありました。
幸いに日本救急医学会ICLS認定ディレクターの沖縄県立中部病院救急医の高良剛ロベルト先生と認定インストラクターの幸地友恵さんの協力を得て、有意義なトレーニングになりました。
座学の講義はほとんどなく、実技実習を中心としています。
おかげで翌日湿布薬を貼付しているスタッフも出ていました(笑)。
高良先生がコースディレクターとなってくれて、コースの質を保証する認定証の発行も申請してもらいました。
高良先生と幸地さんには本当に感謝です。
↑ 名刺大の認定証にしてもらいました。
佐久田の目標は、地域の市民の方々のトレーニングコースを開催したいということです。
AEDは知っているけれど、その使い方が分からないという方もたくさんいると思います。その場に居合わせる方がBLSを行うことで、どれだけの方が助かるでしょう。
状況が許せば、ぜひ実現したいです。